□ テイルズ オブ シンフォニア : TALES OF SYMPHONIA □



「こいっ・・・ロイド」






戦う・・・・・

そう、


戦うんだ・・・・・・アンタと













   崩れ落ちる世界   .











剣を抜いた


アンタが過去と決別するのなら

それに引導を渡すのが



息子としての俺の役目だと思ったから




でも


俺は一度も呼ばなかった

” 父 さ ん ” なんて




アンタは一度も呼ばなかった

” 息 子 ” なんて






迷う気持ちなんか必要ない

アンタも俺もこの道を明け渡したりなんて出来ないんだから

ここで迷うワケにはいかないんだ


剣に

太刀筋に

この瞳に


迷いがあっちゃいけないんだ





なのに




アンタの剣が泣いてる





秘密でこっそり鍛錬してくれた

いつだって ”仕方ない” って付き合ってくれた




どうして同じ道じゃなかったんだろう


どうして俺の剣は

アンタが鍛えてくれた    俺の剣は

こんな形でアンタと交える事しか出来ないんだろう






どうして

” 父さん ” なんて呼べないのに   この胸は痛むんだろう






俺なんてまだガキで

解からない事ばかりで



今こうしてアンタが鍛えてくれた技でアンタと戦ってる



己の道は己の剣で示せって



そんな辛い方法しかないのかな・・・・




本当にこんな方法で・・・・・世界って救えるのか?



本当にこんな方法でしか・・・・・・世界って救えないのか?




そうだ


こんなの、コレットの時と同じじゃないか!!!








「うわぁーーーー!!!!!」







いつも大きく見えていた剣が宙を舞った




「俺は・・・・俺たちを裏切った、天使クラトスを倒した

 そして、俺たちを助けてくれた、古代大戦の勇者クラトスを許す・・・・・」





なぁ・・・・諦めないでいいんだよな


アンタは俺の道を示せと言った


アンタはアンタの道を示したから

俺は俺の道を示すよ






アンタに死んで欲しくない

消えて欲しくない

犠牲になんてしたくない



一緒に

つい この前みたいに

一緒に旅をしたいよ・・・・・・






アンタの罪が消えないなら
一緒に償うよ



アンタの哀しみが癒えないなら
いつだって背中合わせて傍にいる



当たり前だろ

俺はアンタの全てを背負う資格がある



アンタの・・・・・・・息子なんだぜ?





なぁ  クラトス





一緒に  生きていこうよ・・・・





せめてアンタを



” 父 さ ん ”  って呼べるまで・・・・・





一緒に・・・・













END














 7割方間違っています・・・・・・・ごめんなさい。
 何も知らないままにインスピレーションGOGOで書きました。
 本当にすみません、物書きの態度として如何なものかと重々承知しております。
 ただ、あのシーンを見せてもらった時、酷く胸に燻っていたモノをこういった形で表に出せたことを
嬉しく思います。

 えーと、何でこれが「ベルリンの壁」からインスピレーション受けたかといいますと。
 「ロイド」という存在はあの世界を「崩す」力であり象徴なのだと思ったのです。

 辛い、悲しい、贄を求める制度を布いたあの世界は、多分もう限界に来ていた、
 それを変えられないまま逆に囚われてしまっていたのがクラトスで、その彼を解放する力を持っていたのは
やはり「息子」であるロイドなんじゃないのかなぁと。
 ・・・・・・やってもいないのにスイマセン、そう思ったんです。
 つまり、「ベルリンの壁」は今では自由と開放の象徴です、そこから「ロイド」を連想したんです。


2004.6.15         執筆:黛 誓 様

ぎゃああぁああ!!!泣ける!本気で泣けました私ー!
もう、なんていうかどうしようもなく切なくて胸がいっぱいに…
やっぱりロイドにとってクラトスって、
どうしても越えられない壁、越えたい壁なんでしょうなぁ。
それを越えて初めて自分の父という認識が解放されたのかもしれません。
感動しました。ロイドってホントに強い子だよ、うん。
本編以来泣かせてくれた、まゆまゆに感謝と拍手をめいいっぱい!(笑)

04.06.17  山本 のりまき